新疆写真展開幕式に参加

 2017年10月13日(金)10:30から、中華人民共和国駐大阪総領事館主催の中国北西部と日本の友好交流を促進するための“シルクロードを繋ぐ「真珠」-新疆写真展”の開幕式があべのハルカス17階で開催され、当会から私、安見副会長の2名が招待され出席しました。(新副会長、許副会長は所用のため不参加)
開幕式では、李天然総領事をはじめ、中国国家観光局駐大阪代表処の劉海生首席代表ら次々に登壇され挨拶をされました。

 写真展を見学の後、私は、総領事館のご招待で、12時からマリオット大阪都ホテルで懐石料理をご馳走になり、総領事館の方、日中友好関係の幹部の方と懇親しました。総領事のご挨拶の後、高級料理を頂きながら皆様大いに飲んでおられました。最後に京都府日中友好協会田中会長のご挨拶で中締めとなりました。
今、中国は一帯一路構想を進めていますが、新疆はそのシルクロード経済ベルトの要所となる。砂漠、ラクダが、まさにシルクロードのイメージでした。展示期間は10月10日から24日までです。
日本からは6時間ぐらいかかるそうだが、一度は訪問してみたいところです。

神谷 坦

一帯一路 中国提唱の広域経済圏構想

中国の習近平国家主席が2013年に提唱した中国と欧州を結ぶ巨大な広域経済圏構想。陸路で中央アジアを経て欧州に続く「シルクロード経済ベルト」が「一帯」で、南シナ海からインド洋を通り欧州へ向かう「21世紀の海上シルクロード」を「一路」と呼ぶ。沿線の国は約70カ国に上るとされる。インフラ投資などを通じて、親中国圏を広げる狙いがある。
中国政府は同構想を資金面で支える政府系投資ファンド「シルクロード基金」を14年に設立。政府の外貨準備、政策金融機関などが資金を拠出する。アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を主導したのも、関係国がインフラ整備に向けて資金を確保できるようにするためだ。
5月14~15日に北京で開かれた一帯一路に関する国際会議には29カ国の首脳が参加。安倍政権は自民党の二階俊博幹事長を派遣した。沿線の国々の多くは中国の資金を経済成長に役立てられることを歓迎する一方、経済支援が中国企業の進出ばかりにつながっているとの批判的な見方もある。

新疆ウイグル自治区とは

《新疆は新しい土地の意》中国北西部の自治区。崑崙(こんろん)・天山・アルタイの3山脈と、その間にあるタリム・ジュンガルの2盆地からなる。中心都市はウルムチ。水利開発によるオアシス農業が盛ん。古代はシルクロード交通の要地。清代に中国の版図に入った。1884年から新疆省、1955年から自治区となる。人口、2010万(2005)。